「コーヒーを飲んで20分お昼寝」で頭スッキリ！

食後のプチ昼寝で頭がスッキリという話は、生産性にこだわるみなさんなら聞いたことがあるはず。近年では昼寝を推奨する企業も増えてきましたね。ですが、寝起きが悪い筆者は、起きた後もボーっとするんじゃないかと思い、トライできずにいました。昼寝のつもりが二度寝をかまし、残業するハメになったら元の木阿弥というか…。そんな筆者でもパチっと目覚める方法を見つけたのでご紹介します！

海外でも話題の「コーヒーナップ」って何？

お昼過ぎの眠気対策に昼寝が効果的というのは、誰もがイメージできることだと思います。そこにコーヒーの覚醒効果をプラスすることで、相乗効果が期待できます。そんな昼寝とコーヒーの合わせ技が「コーヒーナップ」です。海外でも話題のこの「コーヒーナップ」ですが、「昼寝前にコーヒー飲んだら眠れなくならない？」と思う方もいるかもしれません。心配無用！コーヒーをグイッと飲み干してすぐに眠れば大丈夫なんです。

なぜお昼寝前のコーヒーが脳疲労を解消するの？

「コーヒーナップ」とはどんなメカニズムなのかを簡単に説明します。ご存じの通り、コーヒーにはカフェインが入っています。カフェインは、脳内物質のアデノシンと分子構造がとてもよく似ているのだそうです。アデノシンは、いわゆる睡眠物質でこれが増えると眠気が増します。そして、このアデノシンをキャッチするアデノシン受容体というものがあります。

コーヒーを飲んだあと、約20分でカフェインが脳に到達します。到達したカフェインは、アデノシンの代わりにアデノシン受容体と結合。すると、アデノシンが減って眠気を軽減させてくれるのです！ ただし、20分以上寝ると効果が半減するのでご注意を。

コーヒーナップにトライするときのポイント！

「よし！分かった！寝る前にコーヒー飲めばいいんだね」と思ったそこのあなた！　ただ飲んで寝ればいいわけではありません。以下のポイントに注意しながら試してみてください。

・コーヒー（種類は何でOK）はグイッと一気に飲み干す（時間をかけると覚醒のタイミングがずれるため）
・飲み終えたら即座に昼寝に入る
・目覚ましをかけるなどして20分後には必ず起きる

すぐに寝付けない人もいると思います。それでも同じように脳疲労を取る効果があるのでご安心を！　なお、このときに脳疲労を解消するサプリメントを併用すると、起きたときにより頭がクリアになります。午後の生産がグンッとあがるので、ぜひ試してみてください。

夜の就寝前に試してみた結果…

筆者は最初、「いうほど効く？」と思って試していたのですが、普通に昼寝したときと比べるとその差は歴然！　バッチーン！　と目が覚めます。ただし、これはあくまで仮眠のときだけに使えるワザ。朝が早い日の前日にたっぷり飲んで試してみましたが、夜中に目が覚めてしまって、目覚めが悪くなるという最悪の結果に…。訪問先のお客さまに「最近、お疲れ気味？」と心配されたことは内緒です。みなさんもご注意くださいね！