脳は失敗体験を求めている⁉ 「成功脳」の育て方

世の中には、何をやっても成功する人、その成功をどんどん重ねて大物になる人、いらっしゃいますよね。そういう人は、「普通の人と違って生まれながらの天才で、『成功脳』を持っているのでは?」「どれだけ努力しても脳の構造が違うので、かなわないのでは?」と思いますよね。自他ともに認める(?)凡人の筆者も、「すごいなあ」「羨ましいなあ」と指をくわえて見ていましたが、調べていくうちに、どうやら「成功脳」は誰にでも育てられるらしいです。ではこの「成功脳」の育て方、ひもといていきましょう。

「失敗は成功のもと」は脳科学に基づいている⁉

脳はさまざまな体験によって進化していく器官です。「それならば、成功体験を増やさないと『成功脳』は育たないのでは?」と思いますよね。でも実は、「失敗」することこそ、成功脳を育てる上で非常に重要なのです。まず、失敗をすると、失敗に使われた脳の神経回路に電気信号が流れにくくなり、失敗しにくい脳へと変化していきます。逆に成功すると、成功に使われた神経回路に電気信号が流れやすくなります。こうなると、自ずと脳内で、成功に使われた回路に優先的に電気信号が流れやすくなります。これがいわば、「失敗は成功のもと」ということわざを科学的に解明したものだそうです。なるほどー。

失敗は、「成功脳」を育てるための断捨離

脳の回路や電気信号は、無限にあるわけではありません。ですが、不要な回路の断捨離をしていくことで、成功体験に使われる神経回路へ優先的に電気信号が流れるようになります。この「断捨離」とは、失敗体験のことです。失敗によって電気信号が流れなくなった神経回路をどんどん捨てていくことで、重要な神経回線(成功に使われた回線)に十分な電気信号が流れるようになります。つまり、失敗を重ねるごとに脳内の断捨離がおこなわれ、その失敗が大きく深刻なほど、大規模な断捨離ができるというわけです。脳は進化していくために、この「断捨離」を常に求めています。つまり、失敗体験を求めているのです。

「成功脳」を育てるためのトレーニングとは?

ズバリ、「直勘力」を磨くことです。何においても成功している人を見ると、「あの人は勘がいい」と思うことはありませんか?まさにその「勘のよさ」こそ、「成功脳」を育てる上で重要なキーワードなのです。では、どうすれば「勘のよさ」を身につけられるのでしょう?それは、本能のままにどんどん決断をして、行動していくことです。この決断は大きければ大きいほど効果が高いため、決断疲れに陥らないためにも、思い切って重要な決断を優先していきましょう。

もちろん、大きな決断・挑戦に失敗はつきものです。でもそれは「断捨離」だということはお話しましたね。そしてその断捨離された脳の中に成功体験が入り込めば、重要な神経回路にビビッと強い電気信号が流れます。これを積み重ねていくことで、脳に「成功癖」が育まれていきます。これが「直勘力」です。ここで重要なのは、あくまで「本能で」「気の赴くままに」「素早く」決断し、行動することです。誰かにアドバイスを仰いだり、データや過去の体験を振り返ったりしながらじっくり決断し、慎重に行動していては、「成功」も「失敗」も、脳の神経回路を大きく刺激することはありません。選択を迫られたその瞬間、自分の感じるままに、即決断し、行動することでこそ、「直勘力」は磨かれるのです。

誰もが天才になれる可能性を秘めている

前述のとおり、トレーニング次第で誰でも「成功脳」を育てることができます。ただし、どこまでストイックにそのトレーニングを続けられるか、ということが「天才」になれるか「凡人」で終わるかを決定づける要素。「天才だね!」…筆者も一度は言われてみたい言葉です。できれば歴史に名前を残し…(妄想)。まずはトレーニングですね! ただし、トレーニング前(あるいはトレーニングと並行して)に大前提としてやらなければいけないことがあります。

それは、脳がストレスでいっぱいの「脳疲労」状態を解消すること脳が疲れていては、そもそも神経回路も電気信号も、動きが鈍くなってしまうからです。「脳が疲れている自覚なんて全然ない」という方も、「最近、脳の疲労を実感しているけど、回復させる方法がわからない」という方も、まずは自分の脳の疲労度をチェックし、同サイトでご紹介している脳疲労の解消法を試してみてください!ちなみに、せっかちな筆者のイチオシは、即効性の高いサプリメントを他の解消法と併せて活用することです。ちなみに筆者は、成功に成功を重ねらてたら、ミクロネシアあたりの小さな島を買って、優雅に過ごすつもりです!笑

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